忍者ブログ
Be praying. Be praying. Be praying.
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ベットシーツに血が点々とついてて流石にビビりました。

多分こないだ転んだときの怪我だとは思うんですが。右肘に乾いた血がかさぶたと皮膚の間にこびりついてたし。
寝てるうちにかいちゃったか、皮膚の収縮が結構激しい場所だから自然と結合部が離れちゃったかのどっちかだとは思ったんですが。

腕を曲げ伸ばししたときに地味にいたいのがめんどくさいです。
はよ直れや。





と、刹那の~ゲットしました!
実を言うと昨日、色んな方が感想書かれてたの見て悔しかったり(笑
「孫はネタバレなしで純粋に初読みで萌える楽しむ!」と決めたから我慢はしたんですが。

つーか感想が明らかに冷ややかです。冷ややかっつか、私本を読むとき完全に第三者目線で感情移入をほぼしないのでその分冷静だからか妙につっぱなした感想書いてる気がします。でも決して批判じゃありません。

昌浩の葛藤も堂々巡りも物凄くよく分かるけど、それでもやっぱりイライラするというか。
私は郁みたいに単純明快で気がついたら結構いろいろすとんとのみ込めてるような主人公のほうが好きですが、まぁ今の昌浩も成長してるなーて思うけどなんというか。

「俺じゃ彰子を護れない」ってのを見たとき妙に嬉しかったです(ぇ
いや、私ずっと、この約束は、高尚で、まっすぐで、純粋で、清廉で、そてどこまでも愚鈍な約束だと思ってましたから。
彰子を完全に護り抜くだけの力が昌浩にないってことは明快だったし(少なくともこの約束を結んだ時点では)、確かにこの約束は昌浩の力になっているけどそれはむしろパラドックス的なものじゃないかと思うんです。

護り抜く力がある前提でないと結ばれないはずの約束が護り抜く力を育む。逆だ。
うん、だから、昌浩はそんな「愚かで無知だった自分」を自覚し始めてるのかなーと思って、それが嬉しかったです、なんか。



その点精神的には彰子の方がずっと上ですね。
傍にいるのが辛いってのは、自分が昌浩の痛みの原因になってしまっているということを薄々理解してるからじゃないかなぁ。

ただ昌浩を失いたくなかった。そのためになら何を犠牲にしても構わなかった彰子があの瞬間犠牲にしたのは自分自身。……そのことで昌浩が痛みを覚えるだなんてきっと彼女は分かっていなかったし知らなかった。
この辺彰子の行動はエゴっぽい気もするんですけどねー。まぁ人間の行動なんてエゴでない部分の方が希少価値だからこれはほっとこう。

つーか昌浩、お前今まで散々このときの彰子と同じ行動して晴明さんや紅蓮や他の神将たちに同じ痛みや愁いを覚えさせてたことにいい加減気付け。
この辺も昌浩の「愚かさ」の一種かも。自分の感情と他人の感情が同一にならない。なると思っていない。
自分が危機に陥って痛みを感じる人がいると理解もせずに同じ痛みにあえいで。……あぁ、だから喘いでる、とも言えるかもしれない。



あーとーなー、紅蓮がなー。
近いからこそ踏み込めないってのが納得いきませんー。

近くないからこそ言えること、分かることは確かにある(今回紅蓮と勾陣の関係でそれ書かれてたのが嬉しかったです。うわー、ここでこの話来たかっ!! て)。
でも逆に、近いからこそ言えること、近くないと言えないことだってきっとあるはずで、昌浩の堂々巡りは誰一人手助けできない、現状として誰の助けも望めない状態だからこその堂々巡りで在るわけで、だったら誰かがその永久回路みたいな迷宮に非常口(笑)作ってやるべきでもあると思う。

紅蓮はそれができるポジションだと思うんですよね。
というか正直な話、紅蓮から昌浩には物凄く近いけど、逆に昌浩から紅蓮はそれほどまでには近くないと思うんです。少なくとも晴明よりは遠いと思う。だって昌浩が紅蓮を認識してからさしたる時間は経ってないわけで、まぁその「さしたる時間は経っていない」間に物凄くいろんな事件があったから絆はとても深いものだとは思うんですけど。

それをしないのはある種の怠慢かもしれない。怠慢と言い切るには絡み合い方が複雑すぎてはばかられますが。




あともう一度昌浩にかえって。

痛みを乗り越える必要性なんてどこにもないと思うんですけどどうでしょう。

だって乗り越えたら終わっちゃう。
痛みも辛さも悲しみも切なさも、嬉しさや幸せや楽しさや、困難、困惑、絶望、希望、憧憬も羨望も何もかも。
自分の中で昇華が済んでしまえば、その瞬間まで生きていたはずの感情は思い出、ただの記憶に成り下がって、どんどん不鮮明になっていく。痛みになればそれは顕著で、同じものをもう思い出すこともない。というより思い出さない自己防衛でも働くんでしょうねぇ。

そうやって、「あぁこういうことがあったなぁ」って言える時は確かに来る。例えば晴明さんがこのランクのはず。
でもそれ=昌浩の望む「勁さ」にはつながらないと思う。
忘れることより、とどめることの方がずっと痛い。だからその分強くも優しくもなれる。これが多分、今の紅蓮。そしてそれが紅蓮の強さと優しさの由縁。

だから昌浩はまだこの痛みを昇華する必要もないし、もしかしたら昇華しない方が彼の望みが叶う近道になり得るのかも。

そういえば昌浩のうじうじっぷりをどこかで見たことがあると思ったら、今絶賛二週目プレイ中のTOAでした。
アクゼリュスを消滅させてそれに向き合って、でもどうやって償っていいか分からない上に自分がアッシュのレプリカだと突きつけられた、あの時の途方に暮れた、でも何かしなきゃという思いが先走ってるルークに凄く似てる。

うん、ルークはティアが支えガイが迷宮の非常口をくれたんだから、やっぱり紅蓮にはガイのポジション的な役回り期待。
ティアポジションのはずの彰子が昌浩の痛みの原因になってるからここは期待できないとしても、せめて紅蓮には。





………あれ? なんか長々とものすごく辛辣な目線で冷めた感想書いてる?(←自覚はあるらしい
け、決して批判とかそんなの違いますよ!
好きな作品ほど冷めた解釈に走る癖があるだけで(問題

えーとえーと、明るめの感想。
そうだ、姐さんと篁に笑いをいただきました。



だって姐さん。太陰が慄くのは理解できる。だけど、青龍を黙らせ天空でさえ避難させる怒りってナニゴト?
太裳じゃないんだから。(すごく違う
前者は何故かすごく納得できたんですけど、(だって私の青龍像はまさにドンピシャでこんな感じ)流石に後者はびっくりしたー。
姐さん最強伝説の始まり?(笑

つか紅蓮行ったよね? ちゃんと様子見がてらなだめに行ったよね? つか行かんかったとか男がすたるぜ?(にっこり
いっそ八つ当たりされてこい!(酷い
というか姐さんと青龍は一応動ける程度には回復してると見ていいのかな? 勾陣の怒りの気にまだ目覚めてない三人が当てられ続けるのってそれはそれで問題な気が……。

くそ、読みたかった。ものすごく読みたかった。姫宮のところはいらなかったからここよみたかった!(黙ろうか/いや姫宮のところよかったと思いますよ? 幼子特有のエゴが偶然いい方向に、そして切なさをかもしだして働きかけてるのは結構いい話だなぁと思うし。つーか似たような話を先週あたりに世界○見えで見た気がする

でも筆架叉! 筆架叉!! あれ萌えた。でもやっぱり姐さんならひとりで充分な気もする(笑
ラスト、あれ使って戦って欲しかった~……。
というか姐さんの怒りの原因ってもしかして二百年前のあれか? あのとき確実に自分より下だったはずの男にしてやられたのが悔しいのか?
姐さん表に出さないだけで感情の起伏が恐ろしいほど激しいからなぁ。




当の篁もまた…。
神将たちに物凄く同情しました。たしかにあんな男の手を借りないとって自分で想像してみたら物凄く嫌気がさした(ぇ
見てる分には面白いけど当事者にはなりたくないわ。

でも篁は、二百年前の、融に八つ当たりして禁鬼に心配されて燎流や帝におちょくられて楓に対して異様なほどに過保護な、あの人間くさかった男の方が好きかもしれません。
今の最強も十分好きだけど、なんか、淡白になりすぎてるというか、あの時前面に出てたはずの「私が篁に対して好感を抱いてた部分」が隠れちゃってるのが残念ですー…。

そういえば「鬼に堕ちるなよ」って台詞。
篁の物語を知ってる人にとってはこれ以上ないほど重い台詞だけど、知らない人にとっては「どういうこと?」なんだろうなぁ。それが残念。
クロスオーバーの利点であり、欠点なんでしょうね、こういう部分って。





敵サイドが謎ですね。

つーか斎にあからさまに隔意を抱いてる奴ら見て、「ぇこれどこの『ライフ』?」と思いました(違う

それは置いといて。

「玉依」ってやっぱり字面っつか音の如くで、「玉=魂=神の依り代」ってことなんでしょうか。
珂神は字面の綺麗さに騙されたけんなー………。

むしろ一番気になるのは姫宮が安曇を恐れる理由。
次いで斎の罪の由縁と、生まれる前からってことの真相。
そしてそんな中でも益荒が斎に寄り添う理由。

むー。つーか斎ちゃんの役職? っぽい「物忌」って何ですか。少なくとも昌浩たちの物忌とは明らかに違うとは分かってるけどじゃあ何。
というか伊勢勢の名前が覚えれません(ぇ)今回冒頭でわらわら出てきたあいつら何モンよ。





取り敢えず読んでて、BUMP「真っ赤な空を見ただろうか」とRAD「閉じた光」がなんとなく頭の中に浮かびました。

いや、真っ赤は「あいつの痛みはあいつのもの 分けてもらう手段がわからない~」ってとこ。
で、閉じた光は、「じゃあ誰より強くなればいい? 誰よりも強くあればいい」の辺が。もしくは「降ってきたこの痛みは笑ってた僕が寄越した辻褄」とか。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
有難う御座いますー!!
こんにちは、琉さん!!
リンクページ、有難う御座います。
私のパソコンでも綺麗に画像が並んで見えるようになりましたー!
何ていうか、私が満足してしまってすみません(笑)
でも本当に綺麗に並んでいるんですものー!!

それから、紅蓮さん行かないと男が廃ると八つ当たりされて来いには大賛成です(笑)
ぜひとも次刊の笑い部分に持っていっていただきたい。

ではでは失礼しますv
加月 2008/08/01(Fri)15:34:35 編集
忍者ブログ [PR]

Template by wolke4/Photo by 0501
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
碧波 琉(あおば りゅう)
少年陰陽師・紅勾を中心に絶えず何かしら萌えor燃えている学生。
楽観主義者。突っ込み役。言葉選ばなさに定評がある。
ひとつに熱中すると他の事が目に入らない手につかない。

今萌えてるもの
・紅勾、青后、勾+后(@少年陰陽師)

主な生息地↓
twitter
最新CM
[12/26 匿名さん]
[06/30 慎]
[09/22 朝比奈]
ブクログ