自惚れでも、その黒に映るのが私だと信じていたいんだ。

さっき余裕で最終下校ぶっちぎって合奏させたくせにさっさと帰れとはテメー何様だとか

あの糞むかつく音楽教諭に心の中で毒づいてた（ぇ





でも今日部活楽しかったです！

結構M先輩と話せた。普通の日ならこれだけ話せたの始めてかも。



あの作文ゲームの「どうした」を見せてもらったり（面白かった）

あ、それと新しい事実を発見しました。







チューニングがやたら長いわけ。













チューニングを長くして合奏時間を減らそうという魂胆。













・・・らしいよ（らしいよって

M先輩とその話で盛り上がってたー。だって今日いつにも増してチューニング長かったし。







あ、ハゲ殺そうかって話にも発展したな。合奏があるって

分かった瞬間（ぇ











後掃除が終わった時の休み時間、二十メートル先くらいにM先輩とK先輩見つけて会釈したら、

K先輩は気付かれなくて、三階に行こうかとしたら、



K先輩がM先輩に何か言われてて。



それがなんかおかしくて笑ってたら気付かれて、





「碧波さん、これ無視したけーもう挨拶せんでいいよ」





とM先輩が。これで爆笑したー。

そういえば最近、こっちが知らないのに私を知ってる三年生がちらほらいる。謎だ。



K先輩といえば廊下で練習してる時

「碧波さんがんばっとるなぁ」って言ってくださったのがすっごい嬉しかった。









最近本気で恋愛に憧れる。

いつかH先輩に「恋に恋するお年頃♪」って言われたけど、本気で。

その人のことを思うだけで幸せになれたり、些細なことが嬉しかったり。

せっかくそんなのが楽しめる年頃なんだから、なぁ・・・。



ちなみにこんなことを思ったのは

麻倉と話してたらこういう話になったからだったっけ（ぇ













放課後、部活前に先輩の引退式のことについて二年生で話し合った。

正直、実感が全然湧かなくて。たった一年半だけど一緒に部活して、いろんな話をして、思い出を僅かだけど共有して。

それが文化祭の終わりを境目にして途切れてしまうのが嫌で、現実逃避してるってことはわかってる。

一生の別れじゃないって分かってても、それでもいやだって思ってるワガママな自分がいて、

仕方ないコトだって割り切ってる自分も確かに存在して。



本当はまだ一緒にいろんな話をしていたかった。

本当はまだ一緒に曲を奏でていたかった。

本当はまだ、共有できる思い出を少しでも増やしたかった。



時間が足りない分、ひとつひとつの思い出を大切にしたいと思う。

そのとき漠然と感じたのは、そんなことだった。