想像力の問題

最近はあほなことしてるか真面目なこと考えてるかのどっちかです。
うだうだうだうだどうでもいいこと考えるのが青年期なのですよ、と現社を思い出して憂欝になりながら思ってみる。
だってこないだの模試！　JRが昔国鉄だったことは知ってたけど何故この知識が必要な時に出てこない！　そしてモンテスキューの著書「法の精神」も何故出てこない中学校の時覚えたし次の時間数学しながら思い出したのにー！！

……というか今更過ぎること言うけど私いつの間にか思春期終えてる！？





妄想力はあるけど想像力はないなぁ、と何となく思った。
性格として何も考えずお気楽に生きてるし、環境的に凄く幸せに生きてるし。
ほんっとに自分の経験の範囲しか理解できないなぁ、みたいな？
感覚でも言葉でも分からない。現代文のテストならどんだけ意味不明な問題でもじーって我慢して線引いたり言葉開いてみたりしてるうちに分かってくるけど、そもそもそういう努力の仕方から分かんないっていうのかなぁ。

恋愛経験ないから友達から恋愛相談されても頼りにならないだろー、生理痛皆無だからそれ痛がってる子に何言っていいか分かんないだろー、あけっぴろげな家だから親に趣味を反対されるってのがどんなのか想像できないだろー、あと親と意見の対立で進路迷うってのも全く分かんないし、それに理解しなきゃいけないんだろうけど、家族が嫌いって人が心の底から何言ってんのか分かんない。あと万引きする人の心理とかも謎だし（小遣いで手に入るもので前科つけるとか信じられない）、未成年で飲酒喫煙する人も信じられないし、私はまだ選挙権ないけど選挙行かない大人も理解できない。挫折した人の気持ちとか、社会に反発する人の気持ちとか、がんばりすぎて鬱になる人の気持ちとかも。あぁあと世界が終っても理解できないのは他人を道具扱いする人の気持ちかなぁ。小学校の時の、高学年の時の担任の先生のね、「友達は自分に都合のいい道具じゃない。その子のことを気遣えないならその子は友達じゃない」って言葉、曖昧だけどまだ覚えてる。あと匿名でも人を馬鹿にすることを平気で言えたり書いたり、人や物を全否定することに躊躇いのない人は信じられないかな。
こんなだからこないだの小論文講座で「貧困」のテーマがまったくさっぱりこれっぽっちも訳わかんなかったんだろうとは思う。裕福ってわけじゃいよ、普通のサラリーマン家庭だもん。でも、外食ほぼしないけど、旅行もほぼ行かないし、贅沢品だって皆買わなくて、せいぜいほんの時々必要に応じて家具とか服とかを買うくらいだけど、少なくとも私を県外の大学に行かせる余裕はあるんだもん。だからこの環境以外が理解できない。だめだなぁとか思うんだけどさ、どんなに考えても、小説よりも遠いお話みたいにしか思えない。

まぁとにかく、平均的日本人中流家庭の温室育ちなんだなぁと、最近思う。大事に育てられてる自覚はあるし、環境に恵まれてることも知ってる、それは幸せなことだってのは分かってても、そうじゃない環境がまったく理解できないんだよなぁ。それってやっぱ、問題じゃん？
でね、その理解できないこと、を友達が持ってた時、何言っていいか分かんなくなるし、空気読め言葉選べって常日頃言われまくってるから余計だし、しかも私の周りの環境って信じられないくらい幸せで恵まれててさ、それでも手探りで何か言わなきゃって時もあるじゃんか、そう言う時がなんとなく、寂しいなぁって。色んな事分かりたいんだよ。私に縁がなかった色んな事、ちゃんと。でも私は私しか知らないんだなぁって。んでもってやっぱりこの先もずーっと分かんないままなんだろうなぁって。そういうのやっぱちょっと、寂しいかなぁ。この間そんなこと思った。

あ、でも、類友というか、価値観の似てる友達のことなら、言葉が支離滅裂でもフィーリングで理解できるんですよちゃんと。

あーだからかなぁ、将来のことを考えれないの。
昔、自分は絶対大人にならないって思ってたもん。何となく。大人の自分っての一切想像できないから、それで現状が普通に毎日超楽しいもんだから、私ずーっとこのまんまなんだろなぁって思ってた。10年前からそういう意識まったく変わってないんだたぶん。……ぅわ成長ねぇ（笑）

別に自分のこと以外理解できないならできないで開き直ってるし、一応最低限の気は使ってると、思うけどさ。寂しいのはあるけどさ。でも、たとえばサイト始めたとき私15で今18で、やっぱり色々考え方とか変わったりするわけでしょう、年齢に応じて、年相応に。んでもって今の自分しか理解できないわけだから、昔の自分すら分かんなくなること、なんだろ、昔自分が共感してたものが分かんなくなる、理解できないものになる、のだけは、少し怖くて、残念で、やっぱりとてもとても寂しいなぁと、何となくそんなことを思いました。



……なんでこんなこと考えたんだろ。眠いからかな。ゆっくり寝るか。
流石にこう言うこと友達に直接言うわけにはいかないし、親は親で、もう、うちら家族そっくりだから、「あー理解できんわー」で終わっちゃうし、こういう、何、思想って言うの？　違うか。取り敢えずよく分かんないけど言葉にしたげたいこと、言葉にできるのここしかないわけで、もしかしたら誰か読んでくれるかもしれないって思うから言葉にするだけの労力が出てくるわけで、えぇと取り敢えず、今日この日記読んでくれた人がもしいたら、本当にありがとうございます。

それから、何となく書きたかったこと。
もしかしたらちょっと誤解を招くかもしれないし、不愉快な気持ちになる人がいるかもしれない話。話というか、考えというか、私の趣向？
別に注意書き必要な特殊嗜好系の話じゃないですが（笑）




B級作品が好き。
言葉以上の意味も以下の意味もなくて。
漫画にしろ小説にしろゲームにしろドラマにしろ、あらゆる「物語」はB級のものが基本的に好きです。というか、私の中の「B級」って日本語の定義が一般的なのと少しニュアンス違うと言うか、「ストーリーや設定に『ありえねぇ』とか時々突っ込みつつ、キャラが活き活きして個性的、ついつい最後まで見てしまう、何となく続きが気になってしまう」的な意味イメージ。
娯楽としての娯楽というか。
楽しいじゃん。冷静に色々茶々入れたりしながら頭からっぽにして見れるものって。それでひとしきり楽しんだ後、これどういうことだったのかな、って自分で考えて、自分の答え出すのが凄く楽しい。きっちり構成された世界は美しいけど、自分で探検して行ける隙が残ってる方がのめりこめるというか。
そう言う余地がいい意味で残されてるってことでB級が好きなのかもしれない。