Be praying. Be praying. Be praying.
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とは一昨日のチャットで出た結論ですが、まさか早速新刊に反映(?)されてるとは思ってなかった!
期待が裏切られる予想を立てながらメイト入ったら山積みされてて、思わずちっちゃくガッツポーズでわくわくと買いました。あと暁の誓約とポップンのキャラブックも。メイト行くたびになんか食指の動かされる漫画とか増えてて困ります。
高校生の小遣いだと本って結構高級品なんだよ! ひと月の一割が簡単に飛ぶんだよ畜生! ゲーセンやカラオケ行ったりお菓子買ったりするお金もいるので2000円くらいが限度。まぁ、限られた資金で色々考えて買っていくのは楽しいけど。
もうちょっと小遣いあったら買える本も増えるのになーとか思いつつ。私の優先順位は孫>好きジャンルの本>他一般文芸=他漫画>ラノベ>>雑誌=新書とか専門書的なもの、くらいなので中々興味のある新書の方まで手が出ません。量が多すぎて図書館とか利用しように出来ない状態。雑誌とか置いてないし。ちなみに純文学については興味皆無。
陰陽道とかについてもうちょっと知識欲しいし、他にも心理学とか言語学とか教育学とか(←今興味ある分野)その他もろもろの雑学とか、あと日本についてのエトセトラとかさ、知りたいなぁって。もうちょっと博学になりたいし、オタク上等の精神(実際オタクです)で一ジャンルに詳しくなりたい。知識と年齢って比例しなくていいと思うんですよ。というか、良い意味で比例してないと格好いいじゃん? みたいな。
だからもう少し金と時間をだな(結局それかよ
かんそうー。
つーか珂神編後半からこっち大体友達に貸しちゃってるので前の巻が読み返せません。
期待が裏切られる予想を立てながらメイト入ったら山積みされてて、思わずちっちゃくガッツポーズでわくわくと買いました。あと暁の誓約とポップンのキャラブックも。メイト行くたびになんか食指の動かされる漫画とか増えてて困ります。
高校生の小遣いだと本って結構高級品なんだよ! ひと月の一割が簡単に飛ぶんだよ畜生! ゲーセンやカラオケ行ったりお菓子買ったりするお金もいるので2000円くらいが限度。まぁ、限られた資金で色々考えて買っていくのは楽しいけど。
もうちょっと小遣いあったら買える本も増えるのになーとか思いつつ。私の優先順位は孫>好きジャンルの本>他一般文芸=他漫画>ラノベ>>雑誌=新書とか専門書的なもの、くらいなので中々興味のある新書の方まで手が出ません。量が多すぎて図書館とか利用しように出来ない状態。雑誌とか置いてないし。ちなみに純文学については興味皆無。
陰陽道とかについてもうちょっと知識欲しいし、他にも心理学とか言語学とか教育学とか(←今興味ある分野)その他もろもろの雑学とか、あと日本についてのエトセトラとかさ、知りたいなぁって。もうちょっと博学になりたいし、オタク上等の精神(実際オタクです)で一ジャンルに詳しくなりたい。知識と年齢って比例しなくていいと思うんですよ。というか、良い意味で比例してないと格好いいじゃん? みたいな。
だからもう少し金と時間をだな(結局それかよ
かんそうー。
つーか珂神編後半からこっち大体友達に貸しちゃってるので前の巻が読み返せません。
取り敢えず読み終えてまず思ったこと。別に馬鹿にするニュアンスはなく、
「つぅかヒロイン空気」
でした。すまん彰子。でも彰子のあの字も出てこなかった気がするのは気のせいかい。私がそんなに彰子に注目置いて読んでないからかもだけど。
でも少年漫画じゃヒロイン空気とかデフォだしなぁ。これがゲームになるとヒロインはキーパーソンなのが面白いと思います。ただ恋愛色が強い、というか作品の根幹にある作品でヒロイン空気は新しい。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
前回のラストの余りに分かりやすい飄舞はやっぱりミスリード。……いや、ミスリードとは言い難い、かなぁ? つか、颯峰編って孫にしてはミステリ系要素強くない? 怪しいのが何人かいて、黒幕が誰か分からない状態(そもそも今の時点でなお外法師が謎すぎる)。
伊吹は伊吹であやしいんだけど、これはこれで、もうこんなキャラ? 理解者ポジションというか。四面楚歌の中でこっち側(=主人公サイド)寄りのキャラって結構怪しいと思うけど、でもこの人は根っからいい人っぽいんだよなー。伏線っぽいのもないし。
飄舞に関しては今回のラストこそ怪しげ。颯峰ー!!
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
今回のMVPは間違いなく嵬だと思います(主人公どうした
や、夢殿に出てきたり、主人公サポートしたり、主人公とアイコンタクトしたり、とんち効かせて活路見出させてみたり、なんか筆の指南までしたりして、何このオールマイティカラス、と結構本気で感心しました。
そう言えば現代版では折りたたみ携帯に出たりとか、考えてみたら最初からオールマイティだな…。
嵬ってそれなりに昌浩のこと気に入ってるんじゃなかろうか。六合や風音への応対を見る限り、かーなーり好き嫌いに素直なタイプな気がするから。
つか嵬の冥官への敵意吹いた。何やってんの冥官。いや、嵬のいるべきは黄泉への入り口となる場所だから邂逅はおかしくないけど、ホント何やってんの冥官。
冥官は人間じゃないと駄目だったひとな気がする。人間だったからすこーし、ほんとにほんとにすこーしくらいは大人しかっただろうに、人外になった瞬間これだよ本当に!
準MVPはとっしー(だから主人公どうした
いつか昌浩と共闘してほしいなぁ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
紅蓮超喧嘩腰めっちゃ吹いた。
何かどんどん手がつけれない状況になってんなー。あとやっぱり紅蓮は「冷たく怒る」ひと。青い怒り。強くなればなるほど絶対零度に近付く感じの。「怒り」で感情は爆発させない。むっちゃくちゃ強い理性で怒る。下手したら姐さんよりずっと、十二神将中で一番「理性の人」って思う。
理性で感情を抑制し平静であろうとする、っていう意味と違くて、おおよそどんな場面でも感情任せにしそうで強い理性を保ち続けれる、って意味で。姐さんとは別の意味での「理性の人」かな。
今回も本人いわく「半分は計算」らしいし。
姐さんの怒りも今回少し見えたけど、どんだけ静かに怒ってもやっぱり彼女の怒り方は熱い。赤色。
あと今回は姐さんもずーっと「理性の人」だった。なんだろう、「努めて平静で在ろうとしてる」って感じ。もちろんこれは私のキャラ解釈の上に成り立ってる印象だから正解か間違いかなんて分かんないけど。
静か、なんだよな、姐さんが。嵐の前の静けさ?
都合がいいからって天狗たちの誤解(固定観念から来る侮り)を涼しい顔で受け流して受け入れてたのが物凄い意外だった。だって姐さん、自分の力にプライドがあるもん。確かな強さに裏打ちされたプライドを勝手に侮られて平気な人な訳がない。……と、思う(断言しろよ
だって今まで、姐さん「自分が侮られてる」ってことを悟った瞬間頭に血ぃ上って思いっきり相手に手出してたんだし。凌壽の時だっけ。
巻が進むごとにキャラ解釈に訂正が入っていくのは他の誰でもなく勾陣です。
しっかしこの「理性の人」ふたりが昌浩いわく「キレたら誰も手がつけれない」(意訳)になるのは確かにと笑ったー。
でも二人が同時にキレることはないと思う。玉依編で凄まじい姐さんの怒りに呑まれた青龍とちゃうけど、どちらか片っぽが先にキレたら、相手の怒りに自分のそれを同調させて昇華させることが出来そうだもん、このふたりなら。
……あ、だから姐さん(表面的には)あんまり苛々してないのかな。
姐さんが侮られてることを紅蓮が胡乱に思って苛立ってくれてる(と私は受け取った。たぶんフィルター)から、そっちに同調して昇華できてるのかも。
だって侮られるわ牢に押し込まれるわ大事な得物は変なことに使われるわ(しかも妖力注入されて神気が押し出された的な描写有り)、今回姐さんがキレなかったのもう奇跡のレベルじゃないの。
ぶんむくれてる紅蓮と冷静で平静な姐さん。今回この二人は凄く対照的。
くそ狭い(疑似)密室に二人きり監禁(゚∀゚)! 牢屋! と思いました。ごめん二人とも。
しっかし、だからね、こんなに狭いとこでぴったりくっ付いてるのに何でこんな状況下なんだよ萌えれねえよ何か萌えたら申し訳ない気持ちになったよ! 好きすぎるってこえぇなホントに!
……でもさぁ、「監禁」ってワードが文中に出てくる前、その言葉が思いうかず、あまつさえ「拘束」って言葉で代替しちゃうのはどうかと思うわけなんだよ、自分。
それにしてもこんなに何かされる・何か起こる心配が一切わかない人質ってある意味すげぇ。
仲間にまったく心配されてない人質ってすげぇ。
今回のラスト、天狗の郷に物凄くやばいことが起きてるのは簡単に分かるのに、それでもなお紅蓮と勾陣のこと心配しなかったもん私。現代版がもう準公式的なものとしてあるから、死なないって分かってるからかもしれない。でも、それ以上に、この二人がいて何が起こるよ? ってキャラクターを信頼出来てるんだと思う。伊達に長いことハマってないな、って感じだ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
伊吹の昔語り。
えぇここですとも。天狗の娘のくだりから勾陣が耳ふさいじゃったあたりまで思わず数回読みなおしましたよ。
これって、つまり、えぇと、あれ? いや、だってほら、孫なんよ? 「少年陰陽師」なんよ? ラノベなんよ? ってかこれ小学生読んどんじゃろ!?
みたいな気持ちで。
颯峰編入ってからさ、話の構成要素や設定がグロいというかえぐいというか容赦ないというか……流石に前回の酷さ以上のもんはなかろうとタカをくくってたらこれだよ! 別ベクトルで前回以上に酷いよ!!
でも余計飄舞怪しい線がさらに濃厚になったかな。もちろん今回のラスト視てなお怪しくないって思う人なんているわけないけどさ、こんなヘビィな設定つけられてるゲストがただのミスリード役なわけがない。
耳をふさいじゃった姐さんは、たぶんその時「知らねばならない」の理性より「腹立たしくて聞きたくない」の感情を優先しちゃったんだと思うけど、これはきっと、女性的に正しい感覚。あと、それほどまでに酷い話だってのを分かりやすく読者に伝えるための説明役、かな?
でも、やっぱり腹立たしくて気持ち悪くて苛立たしくてやるせないでしょ、女性にとって、あぁ言う話は。
私は読者の視点を崩さずに読んでくタイプだから「おいおい孫的に、てかラノベ的にいいのかよこれ」とかしか思わなかったけど。
つか神将って五感の遮断自由にできちゃうの? 儚き~の時からずっと思ってたけど。
だったら触覚の一部分だけを遮断することはできないのかな。まえ何かのシリーズで痛覚を遮断するとか見たことがある。出来そうだけど、やったら何か歯止め効かなくなってというか、突き進んじゃって誰か死にそうだよね、これ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
まさかの昌浩初呪詛ここに。このタイミングで。しかも成親のアイデアとか意外すぎる。
でも兄様、一撃必殺ばっか列挙してかないでください兄様。めちゃ物騒です。つぅか三つめ。三つめ!
つーか颯峰みたいなキャラがいっちばん面倒くさいよなぁ~…。利害関係の一致、というか同じ目的のためにしか動いてないにもかかわらず理性じゃなくて感情で動いちゃうキャラ。しかも思いこんだら疑わないオプション付き。何も知らないのに勘違いで知った口をきく、読者にとってはかなり苛々するタイプの。まぁ今回事情があっても言わなかった昌浩も少しは悪い。
まぁだからついさっきの自分の暴言に愕然として後悔する颯峰は、我ながら性格悪いことにざまみろ的なものでした。颯峰は割と好きなキャラだし、見た目的にも好みなんだけど、なぁ。
いつも死にかけなくても、いつも体張らなくても(や、体張ったけど)、こんな戦いだって充分アリだと思うのです。だって陰陽師って実際は割と地味だったでしょ、たぶん。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
他適当に列挙。
・やっぱり表紙の昌浩、目が違う。ハイライトの入れ方かな? ハイライトがくっきり入ってる。
・自分への呪は重い。ちょっとだけ励まされた。自分で出来ないとか思っちゃだめだよね、出来るもんもできなくなっちゃう。
・「デコピン」の言い換え語、発見! 弾指、覚えとこ。
・結界(?)に触れようとする勾陣を強く止める物の怪、このシーンは普通に萌えた。
・「人は息をするように嘘を吐く」のとこで晴明さんの本星発言思い出した。
・晴明さんの伝説増えてる。
・というかあの時代の人たちにとってたぶん晴明さんとか生きた伝説。
・なげやりな吉平吉昌兄弟、何か吹いた。面白かった。
・「どのような角度と速度で斬りあげれば、生死の境をさまよってもぎりぎりで生還できるか」を把握してるらしき勾陣と朱雀すげぇ。
・朱雀かっけぇ。挿絵かっけぇ。
・前勘と新刊と晴明編とで朱雀の株急上昇中。
・ってかこの爽やかにどこまでも爽やかに爆弾発言する人、主役張っても大丈夫そうなキャラじゃない?
・そう言えば朱雀と天一って見た目高校生くらい、だよね? ……ない、絶対ない! 高校生の現在に浸かってる私が言う、ないない!!
・もし天一が外法を引き受けてしまう事態になっていたら、朱雀は昌浩と颯峰、或いは飄舞、一体誰に怒りの矛先向けたんだろう。
・飄舞の目。人間と同じように、瞳は黒?
一切触れられてないけど屋敷の守護は天空の結界と、あと天后さんが人界に出て来てくれてると信じてる。
あと後書きでのタンデム宣言萌えた! もちろん相手は紅蓮、というか紅蓮しかいないもんね二輪免許持ってるやつ!
朱雀も二輪かぁ。取ってんのかな、まだ取ってないのかな。二輪の免許が取れるのは十六から。朱雀の外見年齢17くらいだと思ってるけどどれくらいだろ。
やっぱ原作の雰囲気が一番。付かず離れず、繋がりは恋情ではなくて信頼と仲間意識。原作読んで満足できて妄想の余地もありまくりとか最高すぎる。
「つぅかヒロイン空気」
でした。すまん彰子。でも彰子のあの字も出てこなかった気がするのは気のせいかい。私がそんなに彰子に注目置いて読んでないからかもだけど。
でも少年漫画じゃヒロイン空気とかデフォだしなぁ。これがゲームになるとヒロインはキーパーソンなのが面白いと思います。ただ恋愛色が強い、というか作品の根幹にある作品でヒロイン空気は新しい。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
前回のラストの余りに分かりやすい飄舞はやっぱりミスリード。……いや、ミスリードとは言い難い、かなぁ? つか、颯峰編って孫にしてはミステリ系要素強くない? 怪しいのが何人かいて、黒幕が誰か分からない状態(そもそも今の時点でなお外法師が謎すぎる)。
伊吹は伊吹であやしいんだけど、これはこれで、もうこんなキャラ? 理解者ポジションというか。四面楚歌の中でこっち側(=主人公サイド)寄りのキャラって結構怪しいと思うけど、でもこの人は根っからいい人っぽいんだよなー。伏線っぽいのもないし。
飄舞に関しては今回のラストこそ怪しげ。颯峰ー!!
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
今回のMVPは間違いなく嵬だと思います(主人公どうした
や、夢殿に出てきたり、主人公サポートしたり、主人公とアイコンタクトしたり、とんち効かせて活路見出させてみたり、なんか筆の指南までしたりして、何このオールマイティカラス、と結構本気で感心しました。
そう言えば現代版では折りたたみ携帯に出たりとか、考えてみたら最初からオールマイティだな…。
嵬ってそれなりに昌浩のこと気に入ってるんじゃなかろうか。六合や風音への応対を見る限り、かーなーり好き嫌いに素直なタイプな気がするから。
つか嵬の冥官への敵意吹いた。何やってんの冥官。いや、嵬のいるべきは黄泉への入り口となる場所だから邂逅はおかしくないけど、ホント何やってんの冥官。
冥官は人間じゃないと駄目だったひとな気がする。人間だったからすこーし、ほんとにほんとにすこーしくらいは大人しかっただろうに、人外になった瞬間これだよ本当に!
準MVPはとっしー(だから主人公どうした
いつか昌浩と共闘してほしいなぁ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
紅蓮超喧嘩腰めっちゃ吹いた。
何かどんどん手がつけれない状況になってんなー。あとやっぱり紅蓮は「冷たく怒る」ひと。青い怒り。強くなればなるほど絶対零度に近付く感じの。「怒り」で感情は爆発させない。むっちゃくちゃ強い理性で怒る。下手したら姐さんよりずっと、十二神将中で一番「理性の人」って思う。
理性で感情を抑制し平静であろうとする、っていう意味と違くて、おおよそどんな場面でも感情任せにしそうで強い理性を保ち続けれる、って意味で。姐さんとは別の意味での「理性の人」かな。
今回も本人いわく「半分は計算」らしいし。
姐さんの怒りも今回少し見えたけど、どんだけ静かに怒ってもやっぱり彼女の怒り方は熱い。赤色。
あと今回は姐さんもずーっと「理性の人」だった。なんだろう、「努めて平静で在ろうとしてる」って感じ。もちろんこれは私のキャラ解釈の上に成り立ってる印象だから正解か間違いかなんて分かんないけど。
静か、なんだよな、姐さんが。嵐の前の静けさ?
都合がいいからって天狗たちの誤解(固定観念から来る侮り)を涼しい顔で受け流して受け入れてたのが物凄い意外だった。だって姐さん、自分の力にプライドがあるもん。確かな強さに裏打ちされたプライドを勝手に侮られて平気な人な訳がない。……と、思う(断言しろよ
だって今まで、姐さん「自分が侮られてる」ってことを悟った瞬間頭に血ぃ上って思いっきり相手に手出してたんだし。凌壽の時だっけ。
巻が進むごとにキャラ解釈に訂正が入っていくのは他の誰でもなく勾陣です。
しっかしこの「理性の人」ふたりが昌浩いわく「キレたら誰も手がつけれない」(意訳)になるのは確かにと笑ったー。
でも二人が同時にキレることはないと思う。玉依編で凄まじい姐さんの怒りに呑まれた青龍とちゃうけど、どちらか片っぽが先にキレたら、相手の怒りに自分のそれを同調させて昇華させることが出来そうだもん、このふたりなら。
……あ、だから姐さん(表面的には)あんまり苛々してないのかな。
姐さんが侮られてることを紅蓮が胡乱に思って苛立ってくれてる(と私は受け取った。たぶんフィルター)から、そっちに同調して昇華できてるのかも。
だって侮られるわ牢に押し込まれるわ大事な得物は変なことに使われるわ(しかも妖力注入されて神気が押し出された的な描写有り)、今回姐さんがキレなかったのもう奇跡のレベルじゃないの。
ぶんむくれてる紅蓮と冷静で平静な姐さん。今回この二人は凄く対照的。
くそ狭い(疑似)密室に二人きり監禁(゚∀゚)! 牢屋! と思いました。ごめん二人とも。
しっかし、だからね、こんなに狭いとこでぴったりくっ付いてるのに何でこんな状況下なんだよ萌えれねえよ何か萌えたら申し訳ない気持ちになったよ! 好きすぎるってこえぇなホントに!
……でもさぁ、「監禁」ってワードが文中に出てくる前、その言葉が思いうかず、あまつさえ「拘束」って言葉で代替しちゃうのはどうかと思うわけなんだよ、自分。
それにしてもこんなに何かされる・何か起こる心配が一切わかない人質ってある意味すげぇ。
仲間にまったく心配されてない人質ってすげぇ。
今回のラスト、天狗の郷に物凄くやばいことが起きてるのは簡単に分かるのに、それでもなお紅蓮と勾陣のこと心配しなかったもん私。現代版がもう準公式的なものとしてあるから、死なないって分かってるからかもしれない。でも、それ以上に、この二人がいて何が起こるよ? ってキャラクターを信頼出来てるんだと思う。伊達に長いことハマってないな、って感じだ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
伊吹の昔語り。
えぇここですとも。天狗の娘のくだりから勾陣が耳ふさいじゃったあたりまで思わず数回読みなおしましたよ。
これって、つまり、えぇと、あれ? いや、だってほら、孫なんよ? 「少年陰陽師」なんよ? ラノベなんよ? ってかこれ小学生読んどんじゃろ!?
みたいな気持ちで。
颯峰編入ってからさ、話の構成要素や設定がグロいというかえぐいというか容赦ないというか……流石に前回の酷さ以上のもんはなかろうとタカをくくってたらこれだよ! 別ベクトルで前回以上に酷いよ!!
でも余計飄舞怪しい線がさらに濃厚になったかな。もちろん今回のラスト視てなお怪しくないって思う人なんているわけないけどさ、こんなヘビィな設定つけられてるゲストがただのミスリード役なわけがない。
耳をふさいじゃった姐さんは、たぶんその時「知らねばならない」の理性より「腹立たしくて聞きたくない」の感情を優先しちゃったんだと思うけど、これはきっと、女性的に正しい感覚。あと、それほどまでに酷い話だってのを分かりやすく読者に伝えるための説明役、かな?
でも、やっぱり腹立たしくて気持ち悪くて苛立たしくてやるせないでしょ、女性にとって、あぁ言う話は。
私は読者の視点を崩さずに読んでくタイプだから「おいおい孫的に、てかラノベ的にいいのかよこれ」とかしか思わなかったけど。
つか神将って五感の遮断自由にできちゃうの? 儚き~の時からずっと思ってたけど。
だったら触覚の一部分だけを遮断することはできないのかな。まえ何かのシリーズで痛覚を遮断するとか見たことがある。出来そうだけど、やったら何か歯止め効かなくなってというか、突き進んじゃって誰か死にそうだよね、これ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
まさかの昌浩初呪詛ここに。このタイミングで。しかも成親のアイデアとか意外すぎる。
でも兄様、一撃必殺ばっか列挙してかないでください兄様。めちゃ物騒です。つぅか三つめ。三つめ!
つーか颯峰みたいなキャラがいっちばん面倒くさいよなぁ~…。利害関係の一致、というか同じ目的のためにしか動いてないにもかかわらず理性じゃなくて感情で動いちゃうキャラ。しかも思いこんだら疑わないオプション付き。何も知らないのに勘違いで知った口をきく、読者にとってはかなり苛々するタイプの。まぁ今回事情があっても言わなかった昌浩も少しは悪い。
まぁだからついさっきの自分の暴言に愕然として後悔する颯峰は、我ながら性格悪いことにざまみろ的なものでした。颯峰は割と好きなキャラだし、見た目的にも好みなんだけど、なぁ。
いつも死にかけなくても、いつも体張らなくても(や、体張ったけど)、こんな戦いだって充分アリだと思うのです。だって陰陽師って実際は割と地味だったでしょ、たぶん。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
他適当に列挙。
・やっぱり表紙の昌浩、目が違う。ハイライトの入れ方かな? ハイライトがくっきり入ってる。
・自分への呪は重い。ちょっとだけ励まされた。自分で出来ないとか思っちゃだめだよね、出来るもんもできなくなっちゃう。
・「デコピン」の言い換え語、発見! 弾指、覚えとこ。
・結界(?)に触れようとする勾陣を強く止める物の怪、このシーンは普通に萌えた。
・「人は息をするように嘘を吐く」のとこで晴明さんの本星発言思い出した。
・晴明さんの伝説増えてる。
・というかあの時代の人たちにとってたぶん晴明さんとか生きた伝説。
・なげやりな吉平吉昌兄弟、何か吹いた。面白かった。
・「どのような角度と速度で斬りあげれば、生死の境をさまよってもぎりぎりで生還できるか」を把握してるらしき勾陣と朱雀すげぇ。
・朱雀かっけぇ。挿絵かっけぇ。
・前勘と新刊と晴明編とで朱雀の株急上昇中。
・ってかこの爽やかにどこまでも爽やかに爆弾発言する人、主役張っても大丈夫そうなキャラじゃない?
・そう言えば朱雀と天一って見た目高校生くらい、だよね? ……ない、絶対ない! 高校生の現在に浸かってる私が言う、ないない!!
・もし天一が外法を引き受けてしまう事態になっていたら、朱雀は昌浩と颯峰、或いは飄舞、一体誰に怒りの矛先向けたんだろう。
・飄舞の目。人間と同じように、瞳は黒?
一切触れられてないけど屋敷の守護は天空の結界と、あと天后さんが人界に出て来てくれてると信じてる。
あと後書きでのタンデム宣言萌えた! もちろん相手は紅蓮、というか紅蓮しかいないもんね二輪免許持ってるやつ!
朱雀も二輪かぁ。取ってんのかな、まだ取ってないのかな。二輪の免許が取れるのは十六から。朱雀の外見年齢17くらいだと思ってるけどどれくらいだろ。
やっぱ原作の雰囲気が一番。付かず離れず、繋がりは恋情ではなくて信頼と仲間意識。原作読んで満足できて妄想の余地もありまくりとか最高すぎる。
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