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ゼロ分のいち。
清々しく算数の基本の基本を無視ってやったぜ！

ゼロである騰蛇の世界のなかになぜかいる勾陣という「いち」



本編前というか晴明さんに出会う前の話です。
この私がこの二人を＋で表すくらい、二人とも互いを思い遣ってもなければましてや想ってもいません。関係性は友情以下。
勾陣は騰蛇を気遣ってるわけじゃなくて、むしろその逆、気遣わなくていい適当に話せる相手、くらいにしか思ってませんし、騰蛇は騰蛇で勾陣のことをどう思うでもなくなんかたまに来る変な奴、くらいにしか思ってません。少なくとも騰蛇の側は、本人がそう自覚してる限りにおいては。
つーか騰蛇に感情らしい感情がない件！　なんかものっすご凪いでんの！　諦観すら通り越してんの！
はたから見たら騰蛇はずーっと孤独で悲しかったけど、本人的にそれは当たり前だから、別に何も感じてなかったんじゃないのかなぁ、的な考えの結果書いてみたら↑の罠に陥った。
五十余年前～昌浩誕生まではこの上（下？）なくどん底でどうしようもなくてもはや死よcome on！　welcome！　なんだけど、それより前はほんとにもう、良くも悪くも空っぽだったと思うのです。本人的には。
ただなんとなーく人恋しくなる。ラストはたぶん、そんな感じ…？
私かなり長いこと紅蓮と付き合ってるけどこんなにこいつが謎だったのは今回が初めてだった！




ちなみに、ボカロ曲「ひとり」（クワガタP）をイメージしてます。一応。
一応というのは、最初はこのノリで行こうとしたんですがこれ忠実にやろうとするとむしろ昌浩死後がもっともぴったりはまるんだけどちょっと紅蓮（騰蛇）に姐さんを「勾陣」って呼ばせてみたくなったのでそうしました。適当だね！　いろんな方向に謝れ！
個人的に歌詞むっちゃ紅→勾だったのに矢印すら飛ばせない話になったという。
でもそんなヨコシマな妄想抜きにしてもいい曲です。