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何か唐突に「桜をお題に俳句か短歌か詩を書け」と言われたので部員たちと死んでました碧波です。
「桜をお題」と言われてたはずなのに書いたのはむしろ恋の歌ばかりとか言う。あれー?
「凛然と 散りて浮かびて 春疾風 君の黒髪 薄紅の映ゆ」
「指の先 紅い花唇は 柔らかに どうか微笑(わら)えよ かなしき乙女」
取り敢えず晒してみる。ひとつめとか取り敢えずイメージは紅→勾から始まったとかいう駄目っぷり。潜在的イメージとして既に黒髪=勾陣なんですよたぶん。
あと桜=女性=恋みたいな変な等式があるらしいです、私の頭の中。





孫新刊買いましたv
新装版の、三巻表紙なんでしょうかね。しおりが昌彰でほのぼのしました。
ところで先生の文体……とまではいかないけど、言葉選びが少し変わった気がします。気のせいかなぁ。

帰宅後から調べたことを先にちょっと書いとく。
一時間PCにへばりついて理解出来た情報量の少なさに泣いた。



愛宕山は陰陽道と塞神信仰の影響により、平安京の北西に位置する守護神とされた。
天狗信仰で祀られたのは、愛宕太郎坊天狗。でも愛宕太郎坊天狗は伊弉冉尊(イザナミノミコト)を祀る愛宕神社の守護だから、孫には関係ない……かと。

猿田彦は道祖神。同体であると考えられる佐太大神(サタノオオカミ)は太陽神(つーか、プレ天照?)。また佐太大神は出雲の龍神。また岐神(クナトノカミ)とも同一神と考えられている。
邇邇芸命(ニニギノミコト)が天下りする際に立ちふさがっていた神。
【こっち】と【あっち】の境目を守る塞。また猿は神使で、天上と地上を媒介する神。猿田彦はその名の通り猿神。
今回、結局明かされなかった『総領家が聖域にて守っているもの』はこのあたりに関係するかと。嵬の台詞から、道反大神(人界と根の国をへだつ巌の神)の役目と何らかの共通項があると思われるから、たぶん間違ってないと思う。


――――――


今回一番びっくりしたのは紅蓮と姐さんもちゃんと危機だった点でした(えぇぇ
一切心配してなかった、というか心配しようがないと思ってたけどちゃんと危なかったとこに一番驚いた。
まぁしっかり萌えましたけども。(萌えたのか
好きキャラが危険な目に合うのは何度見ても美味しいものです。
欲を言えばもう少し描写欲しかったけど、まぁ別に。

これでまた落着した後に姐さんは天后さんに叱られるんだぜ! と考えて一人フィーバーしてた。
今回よりヤバかったのは紅蓮の方だけど、天后さんからしたら今の段階だと紅蓮のことはどうでもよくて姐さんは大事な親友だから、そのへんの事実すっとばかして、姐さんのことしか心配しなくて、涙目で説教されながらまた姐さんが渋面作ったりおろおろしたりするんだぜ絶対!
「どうして貴方はいつもいつも……!」
「いや、天后、心配をかけたのは悪かった、だが今回は不可抗力というか、とばっちりというか」
「結果的には一緒でしょう! それに不可抗力やとばっちり以外で命の危険とかあってたまりますか!!」
「天后……」
「心配…したのよ? 本当に…。貴方はいつも、私の知らないところで、無茶ばかりして、大怪我ばかりなんだから……」
とかね!!(はいはい妄想妄想


――――――


高淤の神に助力願うのに凄く嫌がって慄いてる昌浩が可愛かったです。
天狐編と全く同じような台詞を咄嗟に口から出すあたりの(悪い意味ではなく)成長してなさも微笑ましいです。
それにしても相変わらず嵬はオールマイティカラスですね!

>「声が届けば、聞いてやろう」
同じことが窮奇編にもあった気がする。

ところで最近、神咒とか祝詞とかの部分読むたびに、脳内で品詞分解&現代語訳作業が始まる件。
いい加減古文の授業に洗脳されてる気がします。
だからなのか知らないけど、現代仮名遣いと古語仮名遣いが交じってるっぽいのが気になります。「給へ」って書くなら「願はくば」じゃないかな。


―――――――


飄舞は先天性の解離性同一性障害だった……ってことでいいんですよね。人為的に出生時より仕組まれていた二重人格。解離性同一性障害に先天性のものがあるかどうかなんて知らないので一応自分的に分かりやすい単語に書き換えてみただけです。病と言えば病だし。
オリジナルは二人ともで、主人格は……飄舞、か? 交代人格のが全ての記憶をもっているとか、ある話だよね、確か。
早くに誰かに教えていれば、現代で言うカウンセリングみたいな「治療」も出来ていたかもしれない、ですよね。何だろ、タイミングなんて気にしなくて、言ってしまえば良かったのに。記憶が途切れる状態が危険なことくらい分かってたはずで、立場ある者なら、それこそ自分の状態を誰かに伝えておくことは「義務」だったと思うんだけどなぁ。
というか先代総領を絞殺したんならその痕は先代総領の首とかに残らなかったんでしょうか。酸欠で死ぬって基本的にひどい死に様になるはずなんですが。……いや、ああ、だから交代人格の方が全ての処理をしたのかな? 誰かに絞殺の痕を見られないように。

主人格が自刃したことにより、図らずも暴力的に「治療」が行われ、交代人格の方を軸に人格の統合が行われた、って解釈で正しいでしょうか。
人格の一つを殺して人格統合を行うって治療も存在したはず。

傷のことはすっきりしました。
「誤魔化すために本気で死ぬような傷を自分につけれるか」って点で引っかかってたので。
誤魔化すためなら、足でも腕でもよかった。死ぬ確率の高い胴体でなくてよかった。
本気で殺すつもりだったんだから、当然だ。

飄舞という存在の最期は、綺麗で切なかったと思います。


――――――


マジギレ姐さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
かっけぇです! マジで! 挿絵にときめきました姐さん! 惚れました! ずっと前から惚れてるけど!! そろそろこの愛は三年半くらいになるよ!
あの部分のセリフ、全部抑揚にかけた声で物凄く静かに厳かに告げてくれたと信じてます。
七ページにわたってマジギレ、というかガチギレ?

優しいからこそ、非道になる。
被害者に同調し、悲しみ、同情するから、加害者に怒る。人間的な心の在り方として正しいかたち。感情を真っ直ぐにぶつける様はまさに神なんだけど、そこまでの経緯はどうしようもなく人間的。勾陣だけじゃない、十二神将皆そうだと思います。
神より人間に近く、人間より神に近く。
この認識はどうあっても譲れない。

悔しさが全部怒りに変換されて刃になった感じかな。
自分たちに降りかかった危険と、紅蓮が酷い負担を強いられることになった原因と、目の前で苦しむ疾風を助けれなかったこと、天狗の娘のこと、昌浩が無茶をしまくった原因、そう言うの全部硬質な憤怒にして、そのままぶつけた。

しかし一切の情け容赦なく(するはずもないしした場合それはもう勾陣と言うキャラでなくなるけど)外法師のなれの果てをぼろっぼろにしてく勾陣が凄まじく怖くて格好いいです(結局結論それか
勾陣は得物使うの含めて肉弾戦(接近戦)が得意なスピードタイプなのは凄く理解出来てるんですが、でも別の闘い方する姐さんも見てみたいですってのは我が儘でしょうか。

そう言えば昌浩は姐さんの金色の目を見るの初めてだっけ。
怖い、よねぇ。そりゃあ。努めて理性的で在ろうとする、本当は誰より激情家の、剥き出しの激情が、怖くないわけがない。


今ちょっと可愛い感じの勾陣目指して話書いてるんですが、そういう話を書いてることが申し訳なくなってきた。この姐さん見たら。


――――――


紅蓮が高淤の神を呼び寄せれたシステムがいまいちピンときません。
紅蓮は神気は丁(ひのと)、高淤の神の神気がもし壬(みずのえ)だったら化合の関係だから相性悪くはないと思うけども。あぁいや、でもやっぱ火と水だから相克だよなぁ。それ以前に高淤の神の神気が癸(みずのと)だった場合相沖で相性最悪もいいとこだ。
……あ、でも勾陣でも土と水だからやっぱり相克だわ。
でも紅蓮と勾陣は火と土で相生なんだからサポートしてやるくらい出来なかったんだろうか。

紅蓮は相変わらず「他人(=紅蓮にとって大事な誰か)に危機が及ぶ・苦しむくらいなら自分が」って思考。自虐的な自己犠牲。悪いわけではないけど良いものでもない。
姐さんの外法まで引き受けたのは、やっぱ彼の、この考え方が根底にあると思う。
彼は少なくとも勾陣が動けた方がいいと考えた。でも心のどっかで、苦しむ姿を見たくないって感情もあったらいいと思う。自分の+引き受けた分の苦痛が分かる分だけ、やっぱり自分が受けていた方がいいって考え。
戦力を維持しておきたいなら、戦力として勝っている紅蓮が動けた方がいいって、客観的に正しいだろう事実を、もしかしたら彼自身分かっているかもしれない事実を、だから遂行することが出来なかった。遂行したくなかった。もし何があっても勾陣が動けたら大丈夫だろうと考えた(信頼……の証、だったらいいな)。
そうやって自分が引き受けることで周りが傷つくことがあるとしても。
苦しめないために、助けるために、傷つけざるを得ない。紅蓮の場合開き直ってる節もあるっぽいけども。



――――――


>そのとき勾陣は、ひとこと、戯けものと言った。
>物の怪は、その通りだなと、笑った。

ここ理想的すぎる。


――――――


>「それで、体を張るか」
>嘆息交じりの言葉に、物の怪は不敵に笑う。
>≪お前にひとのことが言えるのか? 勾よ≫

確かに、出番を鑑みて重傷率を数えてみたら神将内ではトップクラスな(というか間違いなくトップだろう)勾陣に紅蓮のことどうこう言える義理はないな。
ふたりとも考え方は一緒。誰かが苦しむくらいなら。自分の優先順位が低いから、すぐに自分が引き受ける。周りがどう思うかあんまり考えてない。すべてが終わって、誰かに叱られて、やっと少し理解してもすぐ忘れる、というか考え方を変えられない。


――――――


後書きに書いてあった、「昌浩には彰子があげると思うので勾陣にあげた人」誰ですか。そこでチョイスは勾陣ですか。

次の「ご無沙汰している人たち」は伊勢滞在組のことでしょうか。私もちょっと六合の存在を忘れかけてたことにこないだ気付いたので彼らでもいいんですが、だから取り敢えずそろそろ青龍や天后さんや太裳をだな。

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碧波 琉(あおば りゅう)
少年陰陽師・紅勾を中心に絶えず何かしら萌えor燃えている学生。
楽観主義者。突っ込み役。言葉選ばなさに定評がある。
ひとつに熱中すると他の事が目に入らない手につかない。

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・紅勾、青后、勾+后(@少年陰陽師)

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