Be praying. Be praying. Be praying.
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脳内FE一色だから、これに便乗してFEパラレルをやってみる(またかよ
今回は青后で。
青龍→騎兵(たぶんパラディン。武器は槍と斧/笑)
天后→天馬騎士(きっとファルコンナイト)
のノリです。ラグズがいるからデイン―クリミア戦争かな?
でも雰囲気的には封印や烈火の支援(爆
すいません背景とか超いい加減です(待
今回は青后で。
青龍→騎兵(たぶんパラディン。武器は槍と斧/笑)
天后→天馬騎士(きっとファルコンナイト)
のノリです。ラグズがいるからデイン―クリミア戦争かな?
でも雰囲気的には封印や烈火の支援(爆
すいません背景とか超いい加減です(待
自軍は寡兵もいいところだ、と、空から見下ろしてふと思った。
自軍・敵軍の判別は、鎧の色や戦い方、兵の種類で何と無く識別できる。と言うより、全てにおいて自軍のバリエーションが豊富すぎているだけだが。何せ新参者にはどんな経緯を辿ればこんな軍が出来上がるのか、全く理解不能な軍なのだ。
眼下は土埃で視界がきいていない。先陣を切っている騎兵たちのもとへと天后は愛馬を駆けさせた。機動力に勝る天馬は、騎兵や化身した獣牙のラグズたちと共に戦場を駆け巡ることが多い。
ついこの間新調したばかりだと思っていた細身の槍の穂先が鈍くなってしまっていた。一旦降下して槍を捨て、腰帯に差していた剣を手に取る。
そうして再び上昇した。
瞬間、歪な光が視界を掠め、刃の鋭さを伴う風が襲いかかった。
「……っ…!?」
相棒の天馬が野生の本能で風の本流を回避する。しかし急上昇したことで、天后は格好の的となっていた。
落ち着け。言い聞かせてから下降する。少なくとも動き回っていれば、弓や魔法はそうそう当たらない。そう判断しての下降だった。
「―――避けろっ!」
怒声が轟いた。戦場の騒音をつんざいて耳朶を叩いた声に天后は聞き覚えがあった。言われた内容を頭が理解するより先に身体が動いた。ひゅぅんと空を切り裂いてアーチが隣を掠めて行ったのが風圧で感じられた。
唾液の塊を嚥下して、天后は声の方へ視線をやった。想像通りの後姿が、先ほど矢を射ったアーチャーをなぎ倒しているところだった。
「青龍っ!」
音声を張り上げたのと、エルファイアーの魔法が襲いかかったのはほぼ同時。焔の塊をどうにか凌いで剣を奮い、天后は愛馬を先の騎兵の方へと向かわせた。とどめを刺せなかったかもしれないが、すぐ後ろにいた味方がやってくれているはずだった。
「…先ほどは、ありがとうございます」
斧を振るい、敵騎兵が落馬したのを確認してから、青龍は天后を一瞥した。
「天馬騎士がこんなところにまで来るな」
言い方は酷いが、状況を鑑みたらもっともな言である。主戦場ではないにしても、この場にはアーチャーの配置数が多い。弓での攻撃が致命傷となる飛行系騎士にこの場は論外だった。
しかし、と天后は思う。先ほど上空から見た戦況では、この辺り一帯が一番ロングアーチの配置数が少なかったのだ。矢がどこから飛んでくるか分かる分、まだこちらのほうが安全だった。
その旨を言い訳がましく付け加える。青龍の纏う空気があからさまに不機嫌になったが、事実だ。
「―――ならば俺から離れるな。補佐しろ。魔道士は頼む」
「はいっ!」
叫んで、天后は剣を振るった。馬が速度を上げる。待ってくれるつもりはないようだ。それは天后の実力を買ってくれているかのようで、天后も愛馬を走らせた。
補足。
ドラゴンナイト及びペガサスナイトは弓と風魔法に極端に弱いです。受けるダメージは2~5倍、冗談抜きで致命傷。残りHPによっては昇天。
ただペガサスナイトは魔防が高いので、炎・雷・光・闇魔法ではロクなダメージは受けません。成長具合にもよりますが。
そして騎兵(つか武器使いのユニット)は基本的に魔防が低いです。
自軍・敵軍の判別は、鎧の色や戦い方、兵の種類で何と無く識別できる。と言うより、全てにおいて自軍のバリエーションが豊富すぎているだけだが。何せ新参者にはどんな経緯を辿ればこんな軍が出来上がるのか、全く理解不能な軍なのだ。
眼下は土埃で視界がきいていない。先陣を切っている騎兵たちのもとへと天后は愛馬を駆けさせた。機動力に勝る天馬は、騎兵や化身した獣牙のラグズたちと共に戦場を駆け巡ることが多い。
ついこの間新調したばかりだと思っていた細身の槍の穂先が鈍くなってしまっていた。一旦降下して槍を捨て、腰帯に差していた剣を手に取る。
そうして再び上昇した。
瞬間、歪な光が視界を掠め、刃の鋭さを伴う風が襲いかかった。
「……っ…!?」
相棒の天馬が野生の本能で風の本流を回避する。しかし急上昇したことで、天后は格好の的となっていた。
落ち着け。言い聞かせてから下降する。少なくとも動き回っていれば、弓や魔法はそうそう当たらない。そう判断しての下降だった。
「―――避けろっ!」
怒声が轟いた。戦場の騒音をつんざいて耳朶を叩いた声に天后は聞き覚えがあった。言われた内容を頭が理解するより先に身体が動いた。ひゅぅんと空を切り裂いてアーチが隣を掠めて行ったのが風圧で感じられた。
唾液の塊を嚥下して、天后は声の方へ視線をやった。想像通りの後姿が、先ほど矢を射ったアーチャーをなぎ倒しているところだった。
「青龍っ!」
音声を張り上げたのと、エルファイアーの魔法が襲いかかったのはほぼ同時。焔の塊をどうにか凌いで剣を奮い、天后は愛馬を先の騎兵の方へと向かわせた。とどめを刺せなかったかもしれないが、すぐ後ろにいた味方がやってくれているはずだった。
「…先ほどは、ありがとうございます」
斧を振るい、敵騎兵が落馬したのを確認してから、青龍は天后を一瞥した。
「天馬騎士がこんなところにまで来るな」
言い方は酷いが、状況を鑑みたらもっともな言である。主戦場ではないにしても、この場にはアーチャーの配置数が多い。弓での攻撃が致命傷となる飛行系騎士にこの場は論外だった。
しかし、と天后は思う。先ほど上空から見た戦況では、この辺り一帯が一番ロングアーチの配置数が少なかったのだ。矢がどこから飛んでくるか分かる分、まだこちらのほうが安全だった。
その旨を言い訳がましく付け加える。青龍の纏う空気があからさまに不機嫌になったが、事実だ。
「―――ならば俺から離れるな。補佐しろ。魔道士は頼む」
「はいっ!」
叫んで、天后は剣を振るった。馬が速度を上げる。待ってくれるつもりはないようだ。それは天后の実力を買ってくれているかのようで、天后も愛馬を走らせた。
補足。
ドラゴンナイト及びペガサスナイトは弓と風魔法に極端に弱いです。受けるダメージは2~5倍、冗談抜きで致命傷。残りHPによっては昇天。
ただペガサスナイトは魔防が高いので、炎・雷・光・闇魔法ではロクなダメージは受けません。成長具合にもよりますが。
そして騎兵(つか武器使いのユニット)は基本的に魔防が低いです。
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